施工前の様子

お店をやめたということで、店名などを消し、シャッターボックスを塗装してほしいということでした。
施工中の様子

店名をまずは、一つずつ剥がしていきます。

全部、店名を剥がした状態になります。
施工後の様子

今回、使用した下塗りの塗料は、ハイポンファインデクロになります。
ハイポンファインデクロについて説明します
ハイポンファインデクロは錆び止めになります。
色の種類は、5色あり、グレー・赤さび色・クリーム・ホワイト・黒さび色があります。
適用下地は、電気亜鉛メッキ(ポンデライト)アルミニウム(A1050P)になります。
速乾性で手離れが良い
気候条件や施工方法などにより、多少の差はありますが、塗り替えや新設に限らず気温が23℃で劣化溶融亜鉛メッキ・電気亜鉛メッキ・ステンレス・アルミニウムに塗装を行った場合、下塗り工程で4時間以上7日以内で短期期間で乾きます。
ハイポンファインデクロを下塗りに使用した場合、工期が短縮できます。
幅広い下地適正と高い防錆力
ハイポンファインでデクロは鉄やステンレス・アルミニウム・電気亜鉛メッキなど幅広く下塗りができます。
劣化溶融亜鉛メッキにも対応しているので、亜鉛メッキ面に塗装を行った場合、亜鉛メッキのみと比較すると寿命が約2倍伸ばすことが出来ます。
尚、2液性変性エキポン樹脂塗料と同じくらいの高い防錆力を兼ね備えています。
高い錆止め力
耐久性が高いので剝れにくく、2液性エキポン塗料と同じくらいの性能があります。
環境を視野に入れた鉛を含有しない塗料
以前の錆止めには鉛が含まれていました。
ですが、ハイポンファインデクロは環境や人体の影響を考えて無鉛化が進んでいます。
ファインデクロは、有害な鉛を含んでいないので、環境や人体にやさしい塗料です。
効率の良い高作業性
1液ハイポンファインデクロは、はけ塗り・ローラー塗りができるので作業性がよく、効率よく塗装することができます。
なので、作業の手間や時間が大幅に削減できるので、工期や作業コストもできます。
中塗り・上塗りで使用した塗料は、ニッペファインウレタンになります。
ニッペファインウレタンのメリット
防藻や防カビ効果がある
ニッペファインウレタンは、防藻や防カビ効果が高い塗料です。
塗装面が汚れにくくなるので、藻やカビの発生を抑えくれるので、建物の美観と清潔な環境を守ってくれます。
防カビ効果は、美観性維持だけではなく、健康状態の悪化や建物の劣化も防いでくれます。
防錆性が高い
ニッペファインウレタンは、専用の硬化剤を使用すると錆びを防ぐ効果があります。
なので、鉄部の塗装に最適です。
肉持ちもよく、下地をしっかり隠せるので錆びにくくなっています。
ひび割れがしにくい
ニッペファインウレタンは、専用の硬化剤や添加剤を混ぜるとひび割れがしにくくなります。
ひび割れの発生を抑えることにより、雨水の侵入による建物の劣化が防げます。
なので、ひび割れが起こりやすいモルタルやコンクリートの塗装に最適の塗料になります。
ニッペファインウレタンのデメリット
耐久性が低い
ニッペファインウレタンの耐用年数は7年~10年くらいといわれています。
ウレタン塗料は耐久性が低い塗料なので、外壁塗装の中でも短い寿命となっています。

今回のシャッターボックスの塗装により、店名も綺麗に消え、シャッターボックスの外観も綺麗な白色に仕上がり、防水性も向上しました。