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棟瓦の漆喰からの雨漏りでお困りの方へ

市原市で雨漏りでお困りの方へ。瓦屋根の雨漏りの原因はほとんどが棟瓦の漆喰が原因です。棟瓦のメンテナンス方法をお送りします。



瓦の役割とは


・雨漏り防止


棟瓦の最大の役割は雨漏りの防止になります。

瓦屋根の頂上部は棟とよばれていますが、屋根の結合部であるこの部分は雨の影響が受けやすくなっているので棟瓦を施工することによって棟に降ってきた雨を受け流し、棟の下地に雨が侵入するのを防いでいます。


・見栄えが良くなる


棟瓦は瓦屋根の中でも目立つ部分になります。

なので、棟瓦の段数が高かったり、派手な装飾にするとその屋根は豪華に見えます。

ですが、棟瓦の段数が高い分、雨風の影響を受けやすくなるので施工の難易度が高くなります。


棟瓦の種類



・のし瓦


のし瓦とは、棟瓦を構成する短冊型の瓦のことです。

漆喰を塗り込みながら、のし瓦を積み上げていくことで棟瓦の段数は高くなっていきます。

積み上げた、のし瓦の段数が高いほど屋根の下地に雨水が侵入を防ぐことができます。



・冠瓦


冠瓦とは、棟瓦の最上部に位置している半円形の瓦です。

のし瓦の頂上に蓋をする役割を担っています。

これがなくては頂上部に雨水が侵入するのが防げません。

たまに、棟瓦そのものを冠瓦と呼ぶことがあります。

・鬼瓦


鬼瓦とは、棟瓦の端に取り付けられている板状の瓦です。

魔除けの役割を担っていたとされていました。

当初、鬼瓦の名前の通り鬼の形相が彫られていました。

現在では、鬼以外に若葉、雲、七福神など色々なデザインがあります。

漆喰とは


・漆喰とは


瓦や石材の接着や目的の充填、壁の上塗りなどに使用される消石灰を主成分とした建材です。

一般的にはあまり広く知られていない言葉ですが建築業界では有名な言葉です。


・漆喰の歴史


漆喰は壁材としての歴史は5000年以上のおよび、世界遺産や国宝の建築物に多く使用されています。

漆喰をよく見れる場所は日本古来のお城や蔵の壁になります。

日本で漆喰が発見されたのは縄文時代後期(4000年前)

建材として広まったのは武家屋敷や城の壁に使われていたのがきっかけです。

漆喰は燃えないので(耐火性)、土壁表面に漆喰を上塗りすることによって火事を防ぐ役割があります。

さらに丈夫なので鉄砲から城を守るための防弾にもなっていました。

また、漆喰は日本伝統というイメージですが世界中で使用されていた歴史があります。

ウィキペディアによると、神話の時代から接着剤として使われていたようです。


・漆喰はどこに使用されているか


漆喰は主に、瓦屋根の棟瓦の固定や接着に使われています。


・漆喰の耐久年数


瓦屋根は粘土瓦(釉薬瓦、いぶし瓦、素焼き瓦)など耐久性の高い瓦の耐久年数は40年~50年の期間はメンテナンスフリーとなっています。

漆喰の耐久年数は10年ぐらいとなっており、10年に1度の周期でメンテナンスしなければいけません。


・漆喰の劣化


のし瓦の間にある漆喰が劣化し、剝れてしまうと、のし瓦がずれてしまったり、劣化した漆喰から雨水が侵入してしまう場合があります。

漆喰が剝れていた際には瓦屋根に白っぽい欠片が落ちています。

また、漆喰の劣化は、なかなか気が付きにくい部分です。

屋根の上は普段目にすることが出来ないので、漆喰の劣化に気が付きにくいため、気がついたら雨漏りが始まったケースもあります。

なので、瓦屋根の場合でも10年に1度の点検は必要になります。

漆喰が劣化してしまうと、瓦の固定力が弱ります。

固定力が弱まってしまうと、強風時や地震の時に棟瓦が倒壊してしまったり、雨漏りの

原因になります。


・冠瓦のずれ


冠瓦は普段は銅線で固定されています。

ですが、経年劣化により銅線が傷み、結果固定が緩み冠瓦がずれてしむ場合があります。

冠瓦がずれているのを放置しますと悪化し、冠瓦が落下しほかの瓦を割ってしまう危険性があります。

なので補修工事が必要になります。

劣化状態を放置しておくと

棟瓦の劣化を放置すると、雨漏りの原因となってしまいます。

棟瓦の役割は瓦屋根の頂上部から雨水の侵入を防ぐことです。

棟瓦が劣化すると雨水の侵入を防ぐことが出来ないので簡単に雨漏りが起きてしまいます。

もし、雨漏りが起きてしまった場合、瓦屋根の下地が傷んでしまいます。

下地がかなり傷んでしまうと屋根自体を交換する必要がでてきてしまいます。

結果、多額の施工費用が必要になってしまいます。

また、棟瓦が劣化していると、棟瓦を構成している、のし瓦や冠瓦の固定がゆるんでしまいます。

固定がゆるんでしまった瓦は、強風の際に落下してしまうことがあります。

瓦の落下によって重大な事故が起きる危険性もあります。

棟瓦の補修工事の相場・耐久年数

棟瓦の補修工事をする場合、のし瓦や冠瓦の一部分だけを補修することは出来ないので棟瓦全体を修理する必要があります。

棟瓦全体の工事費用は約50万~150万が相場になります。

一般的に、屋根瓦は約20年~30年で棟瓦が劣化します。


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